試験終了。何というか、もう脱力。あの試験問題の出題者は、オレに一体何を学んでもらいたかったんだろうか。
まさかのまさか出ちゃいましたよオストワルトとDINとNCS。つまり出題者が理想とする色彩知識の習得者とは、理論史上の遺産というだけのカラーオーダーシステムと、ドイツで使われているカラーオーダーシステムと、スウェーデンで使われているカラーオーダーシステムについて、記号を見れば色が思い浮かぶような人、のことらしい。少しは役に立ちそうなPCCSとマンセルの対応や、PCCSトーンのイメージについては今回は出題がまったくなかったため、過去の出題は単なる気まぐれであって、特にコンセプトがあったわけではないと思うほかない。
前半3問のうち、1問目で今まで使ったこともないオフカラーだのが突然出てきたのにまず面食らったが、しかしこれは明度を見るだけなので問題なしとしよう。しかし2問目は上記の通りで最悪の非実用的愚問、3問目は慣用色名だけで8問も答えさせる工夫のなさ。調べた限りでも、JISで決まってるはずの慣用色名とトーンの対応は本によって結構ばらばらだったりする。そして我らがテキストには何も書いてないので、「色については印刷で可能な範囲で再現しています」という見本を元に自分で想像するしかないのだ。
後半3問は、過去問がひとひねりだったとすると今回はふたひねりくらいしてあってやや難化していたが、これはまあ例年通りでいいだろう。しかし全体に問題が増えていて、はっきり言ってカラーカードを切って貼るだけでえらい時間がかかった。平均点は下がるとは思うが、しかしそういう問題ではなくて、やっぱり2問と3問の愚問ぶりがあまりに情けなかった。これ作ったのは年寄りだろ、実務に携わったことがないような感じの。
結果的に感触は、まあ受かってもおかしくないが、落ちてもおかしくないような程度。後半3問は9割方正答したと思うが、前半3問はどうだか。
しかしもうどっちでもいいわ。なんかこう、FF8やゼノギアスをクリアした後に感じたアレね。つまり、やらずにはおれなかったんだが、やってみたら「今までこれにかけてきた時間は何だったんだろう」という虚脱感。オレはこんなくだらん試験を受けるために勉強してきたんだろうかと(まあ、あんまり時間はかけられなかったんだけど)。
結論:A・F・T色彩検定1級は、それに受かることに意味がある人か、マジでヒマな人向け。「1級色彩コーディネーター」という肩書きを何かに使える人(就職活動中の学生とか、あるいは独立開業した建築士とかなら、肩書き自体を軽い目くらまし程度には使えると思う)。うすうす感づいてはいたんだが、ことここに至り断言しよう、1級試験に実用性はほとんどない。単に色について知識を得てそれを何かに活かしたいだけなら2級までで十分。仕事で使う人がさらに自分の分野の知識を深めたいなら東証1級カラーコーディネーターを受けるべき。業として色に携わってる人なら、A・F・T2級→東商2級→東商1級の順に受けるといいんじゃないかと思う。
いやもう、ほんと情けないわ。これなら簿記でもやったほうが良かったわ。というわけで、不合格でも来年は受けないでーす。時間と脳内メモリの無駄無駄。「オストワルトの8ea」だのドイツだのスウェーデンだののカラーオーダーシステムについて極めてるようなヒマはさすがにないよ……。
ほんっっとにバカバカしいよ。あーあ。どうせこんなもん合格したって何かに使えるわけでもないのは知ってたんだし、いやー、やめときゃ良かったわ……オレのアホ。なんか今年1年を棒に振ったような気すらしてきた。
というわけでイベント1つ終了。冬コミまであと……1つ…2つ……3つかな、めんどいイベントを消化しなきゃならん。無料コピー向け漫画の腹案があるんだけど、現状だとどうかなあ。いつになったらドラクエできるんだろうか。